私と貴方と・・・
私は、ハッとして
素直にお礼を言おうとした
だけど・・・やっぱり言えなかった
「ありがとう、何て言わないわ。頼んでなんかいないからね」
私がそういうと、目の前の男はきょとんとして
「そんな、ありがとうなんて言葉、もったいないくらいです。」
そういって、ひざまずいた
私は、あっけにとられていた
・・・何この人
ていうか、ここ外だからやめてほしいんですけど
「私は紅葉お嬢様の専属執事をさせていただきます。斉藤楓と申します」
そういって、私の手にキスをした
・・・え??
執事・・?