私と貴方と・・・


私は、ハッとして

素直にお礼を言おうとした


だけど・・・やっぱり言えなかった

「ありがとう、何て言わないわ。頼んでなんかいないからね」

私がそういうと、目の前の男はきょとんとして

「そんな、ありがとうなんて言葉、もったいないくらいです。」

そういって、ひざまずいた

私は、あっけにとられていた


・・・何この人


ていうか、ここ外だからやめてほしいんですけど

「私は紅葉お嬢様の専属執事をさせていただきます。斉藤楓と申します」

そういって、私の手にキスをした

・・・え??


執事・・?

< 4 / 12 >

この作品をシェア

pagetop