ホームレスな御曹司…!?
「なぁ、知香?」


「…ハイ」


「も1回できる?」


「声出ちゃうし、恥ずかしい…!」


「その声が聞きたいんだケド?」


「時弥のイジワル!!」


「ハハッ!冗談。な、オレの話、聞けよ?」


ソロソロと布団の隙間から目だけ覗かせる知香。


その目にぶっ飛びそうになる理性を保つのに、やや手こずる。


「はぁー…」


深呼吸して、なんとか自分リセット。


布団の上から知香を抱き締めて、オレは意を決する。
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