キャバクラ娘の日々【超短編☆今すぐ読める】
「名前なんていうの?」

「・・・桃乃 ゆうです・・・。」

「ゆうちゃんかぁ。可愛い名前だね♪
俺は圭吾。工藤 圭吾だよ。ケイって呼んで☆
あと、ケー番教えて♪」

あたしはなぜか慣れ慣れしくしてくる工藤 圭吾って言う人に
ケー番を教えた。

「俺のはこれ♪
いつでも連絡して☆」

そう言って行ってしまった。

なんで初めて会った人にケー番なんか教えちゃったんだろう。

あたしは首をかしげた。

あの気持ち あの人にあった時の気持ちは初めての気持ちだった。

この時のあたしはこの気持ちが何なのか分からなかった。

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