あなたをスキな理由
私は、そっと海斗の頭をなでた。

…海斗がこんな苦しそうなのにあたし、なんもできてない…。

私は、起こさないように立ち上がり、薬をもってこようとした。

すると、海斗の手が私の手首をそっと掴んだ。

「かい…と?」

「…っ…あや、ね?」

「そうだよ。大丈夫?今薬もってくるから。ちょっと待ってて?」

私がそう言うと、海斗は手の力を強めた。


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