小さな幸せ
先生は?

私を好きではないの?

何も言わずに行ってしまう背中を追いかけたくて、

行ってしまうの、行ってしまうのに、

円は長い間その場に立って心の中で涙を流していた。

初恋は、カ-ドに添えた一言

「好きでした。」

返事も聞けないまま静かに終わって行った。


そのはずだった。












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