赤い狼と黒い兎Ⅱ
『〜っ、チッ。一体サツが俺に何の用だ?』
しかもこいつ、“課長”とかいいやがったな?前は部長だったじゃねぇか。
《ええ。…電話ではなんですので、我が署に来て頂けませんか?》
『はぁっ?お前バカか?誰がノコノコ警察なんかに足運ぶと思ってんだ』
わざわざ捕まりに行くようなモンじゃねぇか。
《ああ。その辺は大丈夫ですよ。ただ話しをしたいだけなので》
『だから、オジサン言葉理解出来てる?お前にとって俺ら族は“捕まえるべき存在”だろ?』
イライラしながら、2本目のタバコに火を点ける。