兄貴

死の宣告

兄「俺はもう終わる」

何を言ってるのか全くわからなかった…

兄「俺は・・・」

ソウタ「・・・・・・・・・・」

兄「俺は・・・ もうすぐ死ぬ」

ソウタ「!?」

何の冗談かと思った
 が兄の顔月は至って真剣

兄「見えてしまったんだ 自分の死期が」

ソウタ「シキ?」

兄「そうだ」
そう言い放った
兄は今でこそ正常だが
昔は色々変な言動が多く、精神科に連れていった程だったと母親に聞かされた事がある。

兄「自分の死ぬ瞬間をとうとう見てしまったんだ」

言ってる事が唐突すぎて困惑した
(兄貴が… 死ぬ?)

『死』と言う言葉に嫌な記憶が一瞬頭をよぎる

兄は黙って俺の様子を見ている。

ソウタ「死ぬとかそんな軽がるしく言うなよッ」
困惑してるせいか声が荒くなる


違う
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