兄貴
天からいっきに地獄に落とされた気分だった

我ながら大げさだと思う
感情的になりすぎてるのもわかる

兄がまだ死んだわけでもない

でもなぜか わかってしまう
(兄貴は・・・ 死ぬ・・・)

夜の空
あるのは半月

月光で真っ暗というわけでもない

 がその半端な薄暗さが余計恐怖を感じさせる・・・

(怖い)
ソウタ「怖い」

誰一人いない公園
ソウタ「怖い・・・」

物音一つしない薄暗い空間
ソウタ「クソぅッ・・・」

感情面はともかく
体の方はもう落ち着きを取り戻していた

自分でもよくわからないうちに
公園内を歩いていた
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