奇跡のような出会い
休み時間、親友の哀歌が私の席に来て、彼氏のことについて話し出した。哀歌には、2つ上の彼氏がいる。それに比べわたしは、彼氏いない歴15年・・・・・・。笑えるよね!!??
 私も、もうそろそろ彼氏がいないとなぁ~・・・・・・。
 特別かっこいい人はいないし、特別優しい人もいないし。なんだかなぁ・・・。
 すると隣人が急に話に入ってきて、自分の恋愛経験について話し出した。
「俺、めちゃめちゃもてないんだぁ~!!!!彼女いない歴、15年なんだぜッ!!やばいよなぁ??しかも、ちょうだせぇよなぁ??」
 それを聞いて私は、びっくりした。私と同じようなやつがこの世にいたなんて!!
 思わず私は、
『同類だぁ・・・・・・。』
 と、呟いてしまった。隣人はそれを聞いて大発言をした。
「んじゃさぁ、俺と付き合う??」
 ほへッ??今なんつった??んでも顔はかっこいいから・・・・・・ぃぃかぁ!!??
『うッ・・・・・ぃぃよぉ・・・』
 半信半疑で答えた。
「マジ??今日から、カレカノなっ!!!!」
 なんか嬉しそう。
 そんな隣人を見て、なぜか私も嬉しくなった。
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