【短】証拠。






講義も終わり、杏実と帰る。


「あの.....俺と付き合ってくれませんか?」




わ、わたし――――――――?




「わたし、結婚してるんで」



杏実を引っ張り帰ろうとする。

すると




_グィッ



「じゃあ、今日デートしてくれたら諦めます。絶対!」




「もう!1日だけですよ?絶対諦めてくださいよ!」




彼とアドを交換し、「さよなら」と言う。


彼は「また後で!」と返す。







その些細な事がなぜか嬉しい。

陸がその逆だからかな?





「ホントにデートするの?」



「うん。だって諦めてもらわないと困るもん」




「陸が嫉妬するよ」





陸は勉強と仕事で精いっぱいだから嫉妬しないと思う。


それに陸が嫉妬するなんて考えられないもん。









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