【短】証拠。


陸side,




今、取引先の社長と会議をしている。

このカフェの話。


このカフェは城崎財閥のカフェ。



カフェとかもつくる財閥のほうが相手の取引先も安心できるからつくった。







社長は女で結構美人。
まあ、麻友には敵わないけど。




「このカフェには何が必要だと思われますか?」



取引の話が終わるといつもこの事を聞く。





「緑が足りないと思いますね。殺風景なので....」


緑。それは前から提案していた事だ。
でもあえて....


「あーそうですね!ありがとうございます」




「ご結婚されてるとか。」


「はい。そうなんです。」



「どこかの財閥の方と?」




「いえ、僕は気取った女性はスキじゃないんで」


「ああ!分かりますぅ~」



相手はクスッと笑った。
俺はソイツがキモくて笑った。




チャリーン♪

最近、客が増えたなぁ。
カップルが入ってきた。



美男美......麻友!

麻友じゃねえかよ。



俺は行きたくてムズムズしてんのに、この女社長はまだ話し続ける。




「コーヒーおかわりしますか?」


全然したくねぇのに「ハイ」と頷いた俺がバカだった。



その後もみっちり話し続けた。



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