黒縁メガネ男子に恋してる

どう?


かなりシンプルじゃない?


こんな“かけ”なんて、全然たいしたことない!


って、感じ、出てるでしょ?


フフン、いい感じ!


って、自分の打ったメールに、満足はしたんだけど。


でも、やっぱり……。




いったい、なにさせる気なのよ、智哉ーーーっ!


めちゃくちゃ気になるーーー!




あたしは、ケータイの向こうの智哉に向かって、思いっきり顔をしかめたのだった。




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