黒縁メガネ男子に恋してる
でも、あたしはその男の顔に見覚えがなかった。
「なに?」
ぶっきらぼうに聞くと。
「俺と付き合わねぇ?」
「はぁ?」
その瞬間、あたしの中でたまっていた怒りが、爆発した。
「あのねぇ!
あんた、バッカじゃないの?
あたし、あんたなんて知らないし!
あんただって、あたしのなにを知ってるワケ?
見た目が派手だから、誘えば、ホイホイついてくと思った?
冗談じゃないわよ!
あたし、彼氏いるし!
あんたとなんて、付き合うワケないでしょ!
さよならっ!」