黒縁メガネ男子に恋してる
「あぁ? なんだよ?」
まだなにか言い返そうとしていたらしい智哉は、顔を真っ赤にしたまま、口を閉じた。
「智哉は、あたしが、雄太がお金を受け取るのを邪魔したから、怒ってんだよね?
それがなんで、あたしがモテるとかモテないとか、そんな話になってるの?」
まっすぐ智哉を見つめると、智哉の顔色が、徐々に元に戻っていくのがわかった。
でも、落ち着いたのかと思いきや、今度は、妙にそわそわし出す。
え? 今度はなに?
智哉、今日、変だよ?
どうしちゃったの?
その場をウロウロし出した智哉は、しばらくすると、壁に手をついて、大きく息を吐きだした。
「……智哉?」
心配になって声をかけると。