夕日塔の約束
「そうだよ?やっぱりオレじゃ不満なの?てか涙目ヤバイ。押し倒したくなる」


「押し倒……っ!?///そうじゃなくって!!嬉しくて夢みたいだから、確認とってみただけっ!!」


真っ赤になって訴える夕穂に、本気で理性が揺らいだ。


今まで1年間我慢していたものが、次々と溢れそうになる。


だけどヨリ戻したばっかでソレはマズイと、夕穂を引き離した。


「日希………?」


夕穂が不安そうな顔で、首を傾げた。


カワイイ……なんでコイツはこんなにカワイイんだ。


あーーーオレ、確実に溺愛度メチャクチャ上がってるわ。
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