君が雨なら僕が花に。
君は校舎裏の桜の幹にもたれ掛かって寝息をたてていた。

突然現れた人影に不意を突かれた僕は思わず驚きを声に変える。

そりゃ驚いたし、こんな場所で寝てるなんて変わった人だと思ったけど、でも一番に可愛らしいと思ったんだ。
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

バット・インソムニア

総文字数/4,067

ミステリー・サスペンス21ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
深い夜、川沿いの高台でバットを持った顔のない少年と対峙する。 そんな夢を毎夜見る高校生・高城 爽夏【たかぎ さやか】。 ある夜、爽夏の夢から少年はいなくなり、それに呼応するかのように現実世界では撲殺された死体が発見された。 犯人は少年?それとも私? 助けを求めたのは超常現象研究クラブ部長・天羽 三好。 二人はバット少年の捕獲を開始する。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop