モテヤンキーにコクられて
待ってた…って、ここでずっとあたしを待ってくれてたんだ!?


若干嬉しく思いつつも、態度には表したくない。


「な、何なんですか!?朝から見たくない顏…」


心とは裏腹に、そんな言葉を勝手に口走るあたし。



「うわ~、言ってくれんね。でも、許す。他のヤツだったらぶっ殺すけど」


ニコニコ笑顔でそんなこと言われても、全然嬉しくないし…。


ぶっ殺すって、柴田先輩が!?


見た目だけじゃなくて、中身も相当なヤンキーになっちゃったんだね…。



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