モテヤンキーにコクられて
「俺としては~、14時の○△シアターがいーかな。時間あるから、それまでどっかで昼飯食う?」


えっ?


柴田先輩、ちゃんと下調べしてきてるし…。


もしかしてさっきのは、あたしを試したの!?


そう思ったら、顔がカーッと熱くなってきた。


「美桜ちゃん、イイ子だね~。俺から誘ったし、全部俺任せかと思ったけど、違うんだ?一応楽しもーとしてくれてる?」


柴田先輩はあたしの顔を除きこんで、ニヤニヤ…。


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