モテヤンキーにコクられて
「へー。俺に任せてくれんの?だったら映画やめて、俺んちに…」


バキッ!!!


「ぐぇっ」


冗談で柴田先輩の顎にグーを突き出したら、本気で拳が入ってしまった。


「うわっ、やりすぎた!!ごめんなさいっ!!」


「意外と凶暴だよな…」


「それはですね~、弟がいるんで、向かってくるから自分の身を守ってるうちにいつの間にかすぐ手が出るようになって~」


「へぇ。ケンカとかすんだな。もっと上品かと思ってた」



< 145 / 396 >

この作品をシェア

pagetop