LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
誠之介君の職場で鍵を貰い、マンションへ。

家具はそのまま運ばれた為、久しぶりに大好きな白いソファーへと寝転んだ。

テレビ台には、私たちの写真が並ぶ。

父親・歩ちゃん・誠之介君…そして私の4人。



「海斗、ご飯どうするのかな…」



お酒を呑み過ぎたり、栄養バランスの偏ったモノを、食べてなきゃ良いけど。

すぐ海斗が気になって、家出した意味がまるでなし。

…あの人と会ったりするのかな?

そりゃあ会うよね。

子供のパパとママなんだから。

これからについて、話し合わないとね。

海斗、嬉しかったのかな…。




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