LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
成美を連れて客間へ。

取り敢えず今は寝るしかない。

海花たちが泊まりに来た時の為に、布団はある。

干してないが…良いか。



「布団で寝れる?」



「多分な…」



高校時代から、ベッドで生活してたせいか、背中に床の固い感触がやたら伝わって来る。

成美を腕枕しながら、寝る体勢を整える。

ーーピンポーンッ



「……あ゛ーもっ」



「あまり怒らない方が…;;」



誰かというか、あの偉そうに寝てる若妻の旦那が来た。

時間は開けない方が良いのは確かだ。

けど、今は夜中。

朝でも良いんじゃないのか。

…非常識な夫婦め。

玄関まで成美が迎えに行くも、俺はリビングで迎える事にした。
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