LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

K//恐怖の若妻家出




体調が優れない中、3日…4日と過ぎた朝。



「――うぉっ!!;;」



情けない声を出しながら、ベッドから落下。

…俺、何もしてないよな?!;;

してたら大問題だが。



「おはよう。ちょっと…」



既に起きてた成美が、リビングから手招きして来る。

ベッドで未だに眠る芽ちゃん。

何故、彼女が横に居た。

そして、今は何時なんだ。



「芽、家出して来ちゃった;;」



「は?てか、何時…」



「3時。下川さん、喧嘩の途中で、仕事に行ったみたいで。怒った芽はここにね」



…だからって;;

芽ちゃんの辞書に、“非常識”って言葉はないから、仕方ない気もするが。
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