LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

N//ホワイトソース




バイト終わり、誠之介君のマンションへ海斗を迎えに来た。



「お疲れ様。体、大丈夫?」



「…あ、うん」



スリッパを出してくれた誠之介君は、私の鞄を持ち、リビングへと通してくれた。

海斗が話してくれたんだろうけど、ここまで心配されると逆に怖い…。

優しさは、嬉しいんだけどね。



「ご飯、食べるでしょ?食いさしもなんだし、何か作るよ」



料理を作ろうとする誠之介君を見て、私は溜め息を吐きながら、海斗の肩を叩く。



「心配させてるじゃん…」



「喜んでたけど;;」



罪悪感が出る。
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