LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「海斗さん、常連なんですか?
私、火曜日と金曜日に居るので、来て下さい!その、私に会いに…っ!」



「……」



目眩がしそう。

目に毒な光景。



「あの子…奥さんの目の前で凄いな;;」



「感心してないで、助けて来なさいよ!」



「あ、私ナルミです!きっと、親しみやすい名前ですよね!」



「若いな;;」



「だから感心してないで!!」



芽の叫び声に、海斗がこちらを向いた。

「成美…」と呼ぶ海斗に反応した永井さんは、口をパクパクと動かす。



「ままま…まさか、かかか海斗ささんの……え?おお奥さんだったんででですか!!?」



…吃り過ぎだよ;;
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