LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「出来たぁ…っ」



花冠が完成し、私は海斗の頭に乗せてみた。

似合わないと思ったけど、この方には何でもピッタリなご様子。



「何で俺が被るんだよ;;」



「可愛いよ?」



苦笑してる海斗は、私の頭に花冠を乗せ、永斗を抱き上げ、胸にね転がせて、私の膝へ頭を預けて来た。



「何か、甘えん坊みたい」



初めてした膝枕は、恥ずかしいけど、夫婦になった分、恋人らしい楽しみを満喫したくなる。

海斗の髪を撫でたり、指に絡ませたり。

いつも硬派なタイプな為、新鮮過ぎる。

こんな時間、これからも欲しい。
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