LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
早い方が良いと思い、私は海斗さんにメールを転送した。

メールはあまり好まない為、転送が楽だから。

余計な文面もあるけど。

洗濯物を干しながら、返事を待つ。

…昼休みに来るかな。

ワイシャツの襟元を整え、ソファーに置き去りにしてた携帯を開く。

“新着 1件”



「あれ?」



いつの間に着たんだろう。

ウキウキしながら、携帯を開く。

≪一晩、考えた。でもやっぱり、成美とは別れるなんて無理や。凛々子との関係は清算した。せやから、やり直して欲しい。  清太≫

だけど、送り主は、清太だった。
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