LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
ランチも食べ終え、私たちはカフェを出た。
「後1時間もあるよー…」
「そう…っ」
…あれ?
私の見間違い?
「ちょっと!海斗さんとあの女が居るよ!」
たまたま通りがかった、名前も知らない小さな公園に、海斗さんと彼女を見付けてしまった。
ベンチに1人分のスペースを開け、神妙な顔付きで何かを話してる。
デートという様子ではないけど、良い気分ではない。
「後で説明してくれるだろうけど…」
「へ?ちょっと…!」
芽は2人の後ろの方に回り込み、木に隠れて、盗み聞きを始めた―――……。
「後1時間もあるよー…」
「そう…っ」
…あれ?
私の見間違い?
「ちょっと!海斗さんとあの女が居るよ!」
たまたま通りがかった、名前も知らない小さな公園に、海斗さんと彼女を見付けてしまった。
ベンチに1人分のスペースを開け、神妙な顔付きで何かを話してる。
デートという様子ではないけど、良い気分ではない。
「後で説明してくれるだろうけど…」
「へ?ちょっと…!」
芽は2人の後ろの方に回り込み、木に隠れて、盗み聞きを始めた―――……。