Return★LOVE!
「あー、結構腫れてるねえ」
腰を下ろしたあたしたち
律先輩は真琴の足を見て呟く
「これじゃあ自力で歩くのは大変そうだね
林くんもずっと支えて歩くのきついっしょ?」
「いや、俺は別に」
汗をぬぐいながら素っ気なく返す林くんに律先輩はニカッと笑った
「ま、無理はしないこった
俺なんもしてねーし、次変わるよ」
「ごめんなさい……あたしのせいで」
申し訳なさそうに謝る真琴に律先輩はいーのいーの。と軽く返事する
「こっからあとどれくらい?」
「えっ、あ、あと10分もあればつくはずだけど……」
ひろくんに後ろから地図を覗かれたあたしは思わず情けない声をだす
ふわりと懐かしい匂いがあたしの鼻をくすぐった