桜星サンセット
「はい。入ります」

なにより、絵を描きたいと思った。

数日前に、夢中で桜の絵を描いて、その間一度も鉛筆を置く事はなかった。

あの感覚。

出来上がった時の、爽快感。

忘れられないし、忘れたくない。

「ホントに?」

「よろしくお願いします」

「やったー」

大きくガッツポーズをして喜んでくれた。

いつもの無邪気な笑顔と大きな声。

いいなあ、この人、と思う。

ストレートな感情表現と絵に対する情熱。

「マジ嬉しい。今、青木さん即答してくれたのが」

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