桜星サンセット
「お茶が入ったわよ」
まりこさんだ。
紅茶とお母さんのケーキを持って入ってきた。
「あら置くとこが無いわね。アンまるで悪徳訪問販売みたいよ」
床に置きながらまりこさんは笑った。
「ひどいー、ママ。悪徳ってなによ。コウ、これは私からのプレゼントだから」
プレゼント?何か分からないけれど、こんなに沢山?
「コウちゃん、ケーキすっごくおいしい。私先に頂いちゃった」
いたずらっ子みたいな笑顔を残してまりこさんは部屋を出て行った。
「うわー、ホントおいしい。コウのママ上手だねぇ。今度教えてもらおーー」
アンを見るとお皿にはもうほとんどケーキが残ってなかった。
アンやまりこさんのペースについていけない私がいた。
ここに来てからずっとそうだ。
大丈夫か、私?
とりあえずケーキに手をつけた。
いつものお母さんの味にホッとする。
紅茶もほんのりりんごの香りがしておいしい。
まりこさんだ。
紅茶とお母さんのケーキを持って入ってきた。
「あら置くとこが無いわね。アンまるで悪徳訪問販売みたいよ」
床に置きながらまりこさんは笑った。
「ひどいー、ママ。悪徳ってなによ。コウ、これは私からのプレゼントだから」
プレゼント?何か分からないけれど、こんなに沢山?
「コウちゃん、ケーキすっごくおいしい。私先に頂いちゃった」
いたずらっ子みたいな笑顔を残してまりこさんは部屋を出て行った。
「うわー、ホントおいしい。コウのママ上手だねぇ。今度教えてもらおーー」
アンを見るとお皿にはもうほとんどケーキが残ってなかった。
アンやまりこさんのペースについていけない私がいた。
ここに来てからずっとそうだ。
大丈夫か、私?
とりあえずケーキに手をつけた。
いつものお母さんの味にホッとする。
紅茶もほんのりりんごの香りがしておいしい。