蝶龍


「…ぃ…ろ……ぉぃ…」



誰か…呼んでる??


眠いの…寝かせろよ…。



「おいッ!!!起きろ琉伊!!」



琉伊『うっせんだよ‼︎殺すぞハゲ!!!……ッて…光樹??』


光樹「わ…悪ぃ…じゃなくて放課後だ。屋上に行くぞ…。」



琉伊『あぁ。』



あれ…なんでみんな
蒼い顔してんの??


裕斗なんか
半泣きじゃん!!


琉伊『なぁ…なんで顔面蒼白なんだ??』



全員『『ハァーー』』



ん??
まぁーいいや


和慎「取り敢えず行きましょう」



屋上に向かう時
誰一人として

口を開くことはなかった。



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