noa
放課後、カナとマリが部活に向かう。
マリ「カナー。なんか、エリからカナがノアくんのことどう思ってるか聞かれたんだけど・・・・」

カナ「え?なんのために?(笑)」
マリ「んん・・・多分、リアのためじゃなーい?あいつら仲いいし。あっ、全然興味もってないって言っといたよ(;´∀`)」
カナ「せんきゅぅー。なんか、めんどくさいなぁ」
マリ「来月から、チャリ通学にするって本当?」
カナ「うん。てか、部活に行くのにチャリで移動したほうがいいし」
マリ「そうだねえ、朝もめんどくさそうだし。笑」

カナとマリがケラケラと笑いながら話しているのを、ケンが後ろから聞いていた。

ケン(ふーん。じゃあ、ノアが毎朝がんばって早く起きてるのに、無駄になっちまうなぁ)


マックで、ノアとケンが話している。
ノア「ええっ?来月から、カナ、チャリなんっ?」
ケン「そうらしいー。ここに来る途中、カナさんとマリさんが話しているの聞いた」

ケンはノアのポテトを食べ続ける。

ノア「こいつメール返さねえし、朝だけ唯一話せるチャンスだったのにー」

ノアは携帯をいじくる。

ケン「押してもダメなら引いてみる作戦はー?意外にころっと来るかもよ」
ノア「いや、コロッと来るようなとこまで、きてない。俺から関わんなかったら、絶対俺ら関係おわるーうぅ・・・」
ケン「なんの関係だよ(笑)」
ノア「てンめー、俺のポテト食い過ぎだっつの。とりま、行くか」
ケン「え?どこに?」
ノア「今日、部活で新入生歓迎会があるらしいんだよ。ウエストで。ちょっくら行ってくる」
ケン「ああ、お前の姉貴もバドミントン部だったな。てかお前幽霊部員・・・」

ノアはニッと笑ってケンと別れた。
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