私の彼氏様は危険人物!
「もしもーし」

「あ、茜?」

「おぉ!由莉香」

ひさびさだなぁ
由莉香からの電話

「あのさ、茜。ちょっと真剣な話でね。今から出てこれる?」

「うん。全然OKだよ」

「なら、駅前のマ○クに来てくれる?あたし、まだお昼食べてないから」

え!?
もうお昼!?

「も、もうお昼だったんだ・・・あたしも食べてないから、いいよ」

「じゃぁ、20分したら着くからね」

「りょーかい。じゃ、またあとでね」

「うん」

そうして
準備を始めたんだけど・・・

「服がない!?どうしよぉ・・・」

クローゼットをゴソゴソ探していると

「お姉ちゃんの服・・・借りちゃおうかな?いいよね?たまには・・・」

うん
そうだよ!!たまにはいいじゃない

そして
あたしはお姉ちゃんのお気に入りベスト10に入る白の半袖T-シャツに黒のドット柄のスカートを着て家を出た

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