天神学園高等部の奇怪な面々21
何とか上手く寮からは逃げる事ができた。

「!」

ポケットの中でスマホが鳴りまくる。

恐らく七星の逃亡に気付いたアホの子からだろう。

無論、出てやる義理はない。

と。

「スマホ鳴ってますよ?」

「はわあっ!」

突然背後から声がして、七星は飛び上がるほど驚く。

振り向くと、2年のアン・レスクレが立っていた。

目元の隈が特徴的で、何だか不健康そうな顔色をしている。

やや滑舌が悪いのは、何かをモグモグ食しているから。

「…………何食べてるんですか?」

七星の問いかけに。

「んー……」

しばし考えた後。

「人骨?」

「いやぁあぁあぁあぁあぁっ!」

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