天神学園高等部の奇怪な面々21
「オラ、リク、カイ、ソラ!神楽を虐めてんじゃねぇぞ」

七星の同級生、紅月 十牙(あかつき とおが)が歩いてきた。

「あっ、すいませんアニキ!」

「でも虐めてなんかねぇっすよ?」

「アニキのご学友にご挨拶を…」

「それが余計な事だってんだ」

シッシッと追い払うように手を動かす十牙。

「悪ィな神楽、ウチの三馬鹿が」

「あ、ううんっ…」

やや戸惑いを隠せない七星。

十牙も七星から見れば背は高いが…。

「紅月君の弟さん達…随分大きいのね…」

「弟じゃねぇっ!『アニキ』なんて呼ばれてるけど、ありゃ只の子分だっ!」

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