レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「………ま、さか」
聖の元へと、ゆっくりと近付く。
立ち眩みしそうなほど、前が歪む。
聖の手首にぐるぐるに巻き付いた包帯が、呼吸を荒くさせる。
「…………ひ、聖っ!!」
私は聖にしがみついた。
何度も何度も何度も揺さ振る。
「聖っ聖っ!」
涙で視界が歪む。
「………いずちんっ………」
泣きながら尚子が私を呼ぶ。
「………聖、無事、なの」
「…………え?」
「……発見が後少し遅れたら危なかったって」
「……………ぶ、じ」
よく、見るとちゃんと息をしている。
眠っているだけみたいだ。
「………よ、よかったあああ」
へなへなと私は聖にしがみつきながら、そこにへたりこんだ。
あー尚子、紛らわしいんだよ。
もう。
てか、学も何か言えっつうの。
心の中で悪態をつきながら。
聖が生きていることに安堵の息をもらした。
出血多量で、生死を彷徨った聖は一週間もしないで退院をした。
聖の元へと、ゆっくりと近付く。
立ち眩みしそうなほど、前が歪む。
聖の手首にぐるぐるに巻き付いた包帯が、呼吸を荒くさせる。
「…………ひ、聖っ!!」
私は聖にしがみついた。
何度も何度も何度も揺さ振る。
「聖っ聖っ!」
涙で視界が歪む。
「………いずちんっ………」
泣きながら尚子が私を呼ぶ。
「………聖、無事、なの」
「…………え?」
「……発見が後少し遅れたら危なかったって」
「……………ぶ、じ」
よく、見るとちゃんと息をしている。
眠っているだけみたいだ。
「………よ、よかったあああ」
へなへなと私は聖にしがみつきながら、そこにへたりこんだ。
あー尚子、紛らわしいんだよ。
もう。
てか、学も何か言えっつうの。
心の中で悪態をつきながら。
聖が生きていることに安堵の息をもらした。
出血多量で、生死を彷徨った聖は一週間もしないで退院をした。