レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
入院中、私は毎日毎日お見舞いに行った。
聖は、何も話してくれなかった。
寧ろ、私の顔を見ようともしなかった。
だけど、それでもよかった。
もう、後悔なんてしたくないって。
伊織の時あれほど誓ったのに、また繰り返していたから。
退院の日。
もちろん、私は聖を迎えに来ていた。
「聖っ、退院おめでとう」
「………」
にこりとも、反応もせず、私の前をすり抜ける聖。
「ちょっと、ちょっと待って!」
「……………」
私は慌てて聖の後ろをついていく。
「聞いて聞いて、知ってる?あのアイドルと俳優がさ」
「…………うざい」
「え?」
「…………何なの」
私を睨み付ける聖は、復讐を告白した時の聖とは非にならないぐらい怖い。
「………何もないよ?」
「じゃあ、付きまとわないで」
「だって、私と聖友達じゃんっ」
「……………友達?」
私の言葉にぴくりと、眉を揺らすと聖は鼻で笑った。
「……泉は、いつまでもお気楽だって言ったじゃん。
俺は友達だなんて思ったことない。
俺には友達なんていない」
聖は、何も話してくれなかった。
寧ろ、私の顔を見ようともしなかった。
だけど、それでもよかった。
もう、後悔なんてしたくないって。
伊織の時あれほど誓ったのに、また繰り返していたから。
退院の日。
もちろん、私は聖を迎えに来ていた。
「聖っ、退院おめでとう」
「………」
にこりとも、反応もせず、私の前をすり抜ける聖。
「ちょっと、ちょっと待って!」
「……………」
私は慌てて聖の後ろをついていく。
「聞いて聞いて、知ってる?あのアイドルと俳優がさ」
「…………うざい」
「え?」
「…………何なの」
私を睨み付ける聖は、復讐を告白した時の聖とは非にならないぐらい怖い。
「………何もないよ?」
「じゃあ、付きまとわないで」
「だって、私と聖友達じゃんっ」
「……………友達?」
私の言葉にぴくりと、眉を揺らすと聖は鼻で笑った。
「……泉は、いつまでもお気楽だって言ったじゃん。
俺は友達だなんて思ったことない。
俺には友達なんていない」