レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「俺、中一からずっとだったからなあ」
「そ、そんなに?」
知らなかった。
順二がそんな片思いしてくれてただなんて。
「高校卒業して、会わなくなってやっと吹っ切れたんだからな」
「…………」
「泉、会ってもねえのによく思い続けられるよ」
「……バカだよね、自分でも思うよ」
自嘲しながら、髪の毛をくしゃっとする。
順二はそれに首を振る。
「…いや、いいんじゃねえ?」
「え?」
「なんか、泉っぽいよ」
「っっ!」
「ここまで来たら絶対付き合えよ?」
「う、ん」
順二の、バカ。
涙が溢れそうじゃないか。
絶対泣かない。
今彼女来ちゃったら最悪じゃないか。
だから、我慢する。
そう、思ってた所に。
「いずちゃん…?」
私の待ち合わせ相手の聖が先に姿を見せた。
聖は順二を見て訝しげな顔をしている。
私は無理矢理笑顔を作ると、立ち上がって
「こ、高校の同級生だったの!」
順二のことを指して言った。
「そ、そんなに?」
知らなかった。
順二がそんな片思いしてくれてただなんて。
「高校卒業して、会わなくなってやっと吹っ切れたんだからな」
「…………」
「泉、会ってもねえのによく思い続けられるよ」
「……バカだよね、自分でも思うよ」
自嘲しながら、髪の毛をくしゃっとする。
順二はそれに首を振る。
「…いや、いいんじゃねえ?」
「え?」
「なんか、泉っぽいよ」
「っっ!」
「ここまで来たら絶対付き合えよ?」
「う、ん」
順二の、バカ。
涙が溢れそうじゃないか。
絶対泣かない。
今彼女来ちゃったら最悪じゃないか。
だから、我慢する。
そう、思ってた所に。
「いずちゃん…?」
私の待ち合わせ相手の聖が先に姿を見せた。
聖は順二を見て訝しげな顔をしている。
私は無理矢理笑顔を作ると、立ち上がって
「こ、高校の同級生だったの!」
順二のことを指して言った。