レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「順二君っ、お待たせっ」
はあはあと息を切らしながらやって来た彼女。
わあお、本当におっとりしてて可愛い。
順二、ナイスじゃないか。
「……泉、彼女来たから行くな、俺」
「あ、うん」
「邪魔して悪い、それじゃ」
何がなんだかわからない彼女は私と聖にぺこりと挨拶すると、順二と並んでカフェを出て行った。
……ああ、カフェで彼女とお茶したかっただろうに。
ごめんね、順二。
順二と彼女の姿を目で追っていると、それを聖が阻止した。
強制的に顔を掴まれて聖の方を向かされた。
「……………」
憮然として聖を見ると、さっきの不機嫌はどこにいってしまったのか、にっこにこと口を緩ませていた。
「チーズケーキ、食べていい?」
私の顔を掴んだまま、聖はそう言った。
………ん?
チーズケーキ……?
ああっ、頼んだチーズケーキ?
「だっ、ダメっ」
「もーらいっ」
「うわっ」
聖は素早くフォークを手に取ると、ケーキを口に放り込んだ。
はあはあと息を切らしながらやって来た彼女。
わあお、本当におっとりしてて可愛い。
順二、ナイスじゃないか。
「……泉、彼女来たから行くな、俺」
「あ、うん」
「邪魔して悪い、それじゃ」
何がなんだかわからない彼女は私と聖にぺこりと挨拶すると、順二と並んでカフェを出て行った。
……ああ、カフェで彼女とお茶したかっただろうに。
ごめんね、順二。
順二と彼女の姿を目で追っていると、それを聖が阻止した。
強制的に顔を掴まれて聖の方を向かされた。
「……………」
憮然として聖を見ると、さっきの不機嫌はどこにいってしまったのか、にっこにこと口を緩ませていた。
「チーズケーキ、食べていい?」
私の顔を掴んだまま、聖はそう言った。
………ん?
チーズケーキ……?
ああっ、頼んだチーズケーキ?
「だっ、ダメっ」
「もーらいっ」
「うわっ」
聖は素早くフォークを手に取ると、ケーキを口に放り込んだ。