レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「……俺、独りでいたいから帰ってくんね?」
テーブルを見ながら俺は呟く。
二人はきょとんとした顔で見る。
先に笑いだしたのは吏紀だった。
「ぶっ、一人って暗い暗いっ!嫌でも人と知り合う機会ないとこだぜ?
まあ、女は会うけどさ。
せめて仲間ぐらい仲良くしようぜ」
それに聖も賛同する。
「そーそー、好きでもない子抱くのはいいけど、ずっと一緒にいんのストレスだよね」
「うわ、きついな、お前。
俺は女大好きだから天職だね、この仕事。
毎日楽しいわ」
「そうなの?俺、無理。
伊織は?」
「…俺?」
急に話をふられてドキッとしながら二人を見る。
二人は笑顔で頷く。
「てか、伊織モデルやってそうだよな。なんかやってなかったの?」
さっきの話の答えを言うより先に吏紀が話しだした。
「…いや、してない」
「てか、いくつ?あ、聖こいつぜってー年下だと思ってたのに俺の一つ上だぜ?」
「いや、吏紀が老けてんの。で、伊織は?」
「…………15」
俺がそう言うと、二人は固まった。
テーブルを見ながら俺は呟く。
二人はきょとんとした顔で見る。
先に笑いだしたのは吏紀だった。
「ぶっ、一人って暗い暗いっ!嫌でも人と知り合う機会ないとこだぜ?
まあ、女は会うけどさ。
せめて仲間ぐらい仲良くしようぜ」
それに聖も賛同する。
「そーそー、好きでもない子抱くのはいいけど、ずっと一緒にいんのストレスだよね」
「うわ、きついな、お前。
俺は女大好きだから天職だね、この仕事。
毎日楽しいわ」
「そうなの?俺、無理。
伊織は?」
「…俺?」
急に話をふられてドキッとしながら二人を見る。
二人は笑顔で頷く。
「てか、伊織モデルやってそうだよな。なんかやってなかったの?」
さっきの話の答えを言うより先に吏紀が話しだした。
「…いや、してない」
「てか、いくつ?あ、聖こいつぜってー年下だと思ってたのに俺の一つ上だぜ?」
「いや、吏紀が老けてんの。で、伊織は?」
「…………15」
俺がそう言うと、二人は固まった。