レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「いい加減、俺と付き合おうよ」
携帯をポケットにしまうと、聖は腕組みをしながら言う。
まあ、これも毎度のことなので。
「好きな人、忘れられたらね」
そう返す。
それにまた聖が頬を膨らませる。
いつものこと。
聖と知り合って、一ヶ月以上が経った。
大学生じゃないくせに、うちの大学に通ってるかの如く、普通に姿を現す。
夏休み中は、暇を見ては会おうと誘われる。
もうとっくに迷惑を通り越しましたよ。
まあ、好きだ付き合え、がなければ聖と話してるの面白いし。
友達としてなら好きだった。
強引なことも本当にしなくなったしね。
尚子にはかなり勧められるけど。
あ、ちなみに尚子と学はあれからすぐに交際をスタートした。
一ヶ月記念の今日は、二人は仲良くデートみたいなので私達は二人でファミレスにいる。
………傍から見たら私達もカップル?
それは勘弁して欲しい。
いくらカッコよくても、好きにはならない。
絶対に。
意地、なんかじゃない。
本当に。
携帯をポケットにしまうと、聖は腕組みをしながら言う。
まあ、これも毎度のことなので。
「好きな人、忘れられたらね」
そう返す。
それにまた聖が頬を膨らませる。
いつものこと。
聖と知り合って、一ヶ月以上が経った。
大学生じゃないくせに、うちの大学に通ってるかの如く、普通に姿を現す。
夏休み中は、暇を見ては会おうと誘われる。
もうとっくに迷惑を通り越しましたよ。
まあ、好きだ付き合え、がなければ聖と話してるの面白いし。
友達としてなら好きだった。
強引なことも本当にしなくなったしね。
尚子にはかなり勧められるけど。
あ、ちなみに尚子と学はあれからすぐに交際をスタートした。
一ヶ月記念の今日は、二人は仲良くデートみたいなので私達は二人でファミレスにいる。
………傍から見たら私達もカップル?
それは勘弁して欲しい。
いくらカッコよくても、好きにはならない。
絶対に。
意地、なんかじゃない。
本当に。