レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
今日はお兄ちゃんからバイクを借りてたから、それに乗り込み帰路を急いだ。
日に日に。
私は聖を信用していくんだ。
たくさん撮られる写メを、まさか伊織が見てるとも知らずに。
ピースサインして、満面の笑顔で。
いかにも。
私が聖の“彼女”かのように。
それを知るのは。
本当に全部が終わった後だなんて。
伊織。
私は。
いつまでも。
伊織の力になれなくて。
仕舞いには、私が伊織を傷付けるだなんて。
どうしてだろう。
こんなにも、自分を呪ったことないよ?
もう、何もかもが絶望的。
あの時。
ちゃんと、伊織に殺してもらえばよかったのかな。
日に日に。
私は聖を信用していくんだ。
たくさん撮られる写メを、まさか伊織が見てるとも知らずに。
ピースサインして、満面の笑顔で。
いかにも。
私が聖の“彼女”かのように。
それを知るのは。
本当に全部が終わった後だなんて。
伊織。
私は。
いつまでも。
伊織の力になれなくて。
仕舞いには、私が伊織を傷付けるだなんて。
どうしてだろう。
こんなにも、自分を呪ったことないよ?
もう、何もかもが絶望的。
あの時。
ちゃんと、伊織に殺してもらえばよかったのかな。