思い出のきみ
生まれ変わりがあるのなら、またオレ達は出会えるだろう。


一目で恋に落ち、懲りずにデートに誘うんだろう。


オレは、絶対に沙依を探し出す。君はオレの右肩の傷跡を探せばいい。


君が好きだった喉仏は、誰にも触らせない。


そして、左腕は君の特等席だから、誰も抱き締めない。



その時まで、なんとか生きてみるよ…


オレは、空を見上げた。

空の色は、沙依が着ていたワンピースの色だった。




ーー完ーー
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