再会~初恋のやり直し~
···数十年前
私が小学校5年生のとき。
「これから学級委員を決めたいと思います。だれか立候補者はいませんか?」
先生の問いかけに手を上げたのが、市原君と三好君だった。2人とも優等生。クラスの人気者だ。それを見た女子が2人か立候補した。
「他にいませんか?推薦でもかまいません。」
するとなぜか市原君が手を上げて言いました。
「山田さんが良いと思います。」
え?私?なんで?
「では男子は2人でじゃんけん、女子は3人でじゃんけんね。」
なんだそれ?立候補者2人でじゃんけんすればよくない?
という私の心の叫びは届くはずもなく、じゃんけんタイムがスタート。
男子は三好君が勝利。女子は何故か私が勝利。
なんかおかしくない?
その時、女子の立候補者のひとりが怖い顔で私を睨んでる。
どうやら、彼女は三好君に好意をもっているようだ。もうひとりの女子の立候補者は市原君狙いだったらしい。彼女達の魂胆が判りきっていた市原君が害のなさそうな私を推薦したようだ。
大迷惑なお話だ···。
私が小学校5年生のとき。
「これから学級委員を決めたいと思います。だれか立候補者はいませんか?」
先生の問いかけに手を上げたのが、市原君と三好君だった。2人とも優等生。クラスの人気者だ。それを見た女子が2人か立候補した。
「他にいませんか?推薦でもかまいません。」
するとなぜか市原君が手を上げて言いました。
「山田さんが良いと思います。」
え?私?なんで?
「では男子は2人でじゃんけん、女子は3人でじゃんけんね。」
なんだそれ?立候補者2人でじゃんけんすればよくない?
という私の心の叫びは届くはずもなく、じゃんけんタイムがスタート。
男子は三好君が勝利。女子は何故か私が勝利。
なんかおかしくない?
その時、女子の立候補者のひとりが怖い顔で私を睨んでる。
どうやら、彼女は三好君に好意をもっているようだ。もうひとりの女子の立候補者は市原君狙いだったらしい。彼女達の魂胆が判りきっていた市原君が害のなさそうな私を推薦したようだ。
大迷惑なお話だ···。