最高のともだち
「おい、ユート。なんて言った!?」
「きゃ~何も言うてない!な!」
「言ってないよー。ただねぇ、身長が伸びてない。どうしよー。とか言ってた」
「そうそう!俺身長伸びてないねん」
「私に言われてもどうしようもないんだけど(笑)」
私がそう言うと皆、吃驚した顔でこちらを見る
「え?私、何か変な事言った?」
「いや、れなちゃんっておとなしいかと思ってた」
「いやいや、小学校5年の時のあだ名は親分とかおじょやんだったしぃ(笑)。しかも、女の子扱いは嫌いだからね」
「そーなんや!だったら呼び捨てにするわぁ!」
「ん。じゃあうちもユートって呼ぶねっ♪」
私がほほ笑むとユートは顔が真っ赤になった
「ユート?顔が赤いよ?熱でもあるの?」
「いやいや、なんのないねん」
「「れなーーーーーー」」
「あ!ベルゼバブと梨奈坊!」
「ベルゼバブはやめて(怒)」
「あはは。じゃあ矢田鶏」
「それもいや(怒)」
「・・・はーい」