愛のうた。
「ただ一つ。」シュンside
俺の心は孤独で満ちてた。


誰かの温もり。
誰かの優しさ。

ただ求めていた。


目を閉じれば沙知が思い浮かんで、
あの笑顔が頭から離れなくて。


まるでビデオのように繰り返される。



そんな毎日に疲れきってしまった。




「俊太郎、・・・
なんだよ。
いきなり呼び出しやがって」



ノゾムにもヨウタにも軽蔑されてしまった俺は
一人で抱え込むのに耐えきれず、

中学ん時の親友、
峯岸雅人を家に呼び出した。


雅人は沙知とも仲良くて、
俺と沙知が付き合い始めたときに
3人で遊んだりもした。



「あのさ、・・・
俺・・・------」


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