心恋ふ

太陽はいつのまにか真上に昇っており、道場のある方向からは男達の野太い声が聞こえてくる


……本当に“ここ”も大きくなってきたよな。

「だから土方さんはいくら機嫌が良くても少しは怒鳴ってくれないと僕に面倒事が回ってくるんだから……って、聞いてる?」


総司の話しを無視し、昔を思い浸ってると
後ろから総司が飛び蹴りをしてきやがった。


それも下駄を履いてという特典付きで……

「~~ッウ~~ッ! ……テメッ、何しやがんだ!!」


地面に打ち付けた鼻を押さえながら総司を睨み付ける……ってあ゙?


「何、土方さん。
もしかして打ち付けた拍子に頭逝っちゃった? そんなアホ面しちゃって」


おい、総司。

今はアホ面も頭逝っちゃった?発言も背中に飛び蹴りも全てについて許してやる。


だから………



「おい! 総司…あ、あれ!!」


今は天から降ってきてる物が何なのか見てくれ!
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