引っ込み思案な恋心。-3rd~final~





「私はしばらく寝ようかなー。あの二人、昨日何時に戻ってきたか知ってる?夜中の2時だよ。私完全に起こされちゃったよ」



「え…、そうだったんだ。私は寝ちゃってて、朝起きたらいたからビックリしたんだけど」



「ぐっすり眠れた杉田さんがうらやましい…。あ、気持ち悪くなったとか、何かあったら起こしてね」



「分かった。おやすみ…」






拓と対照的に、蘇我さんはかなり疲れがたまってるみたいだな…。





しかも、拓があれだけ後ろの方で騒いでるのに、蘇我さんは10秒もしないうちに眠りについちゃったよ。。。








今日の大阪の空は、少し白い雲は見えるけどすがすがしい青空が広がっている。





確かこれからの予定は、昨日に引き続き大阪見学と、昼からは京都に入って嵐山に行くんだっけ。








私は拓からもらったキーホルダーのガラスの飾りをそっと指でなぞって、窓の外を流れ始めた景色をずっと眺めていた。













――
―――――

< 72 / 281 >

この作品をシェア

pagetop