夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「それはいいけど・・・

夢斗、いいかしら?」


「もちろん・・・

夢帆の料理を食べてみるといい。

絶品ですよ」

・・・

気持ちとは裏腹に、

そう言ったオレ。

・・・

北斗は嬉しそうに微笑んだ。

「ありがとうございます。

お言葉に甘えて・・・」

そう言った北斗は、

夢乃と手を繋ぎ、

家の方に入っていった。

・・・

こうして見てると、

本当にお似合いな二人なのに。

・・・

「夢斗、あの・・」

「なんですか?」

「ううん・・・

何でもない。今夜は、

ご馳走にしましょう」
< 218 / 235 >

この作品をシェア

pagetop