夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「今日は、行きたい場所に行きましょう」

「・・・会いたい人じゃなくて?」


夢斗の表情が一瞬歪んで見えた。


「・・・夢斗?」


「あ、すみません。今日は、

『場所』で、お願いします」


「・・・じゃあ、何もない、

静かな所に行きたい。・・・

夢斗とお喋りがしたいな。・・・


ダメかな?」


「いいえ。行きましょう」

夢斗が微笑んだ。
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